よくあるご質問|吹田市 とも在宅クリニック│訪問診療 在宅医療 往診
よくあるご質問
在宅医療についてQ&A
- 訪問診療と往診の違いはなんですか?
- 必要なときに都度診察に伺う往診とは違い、あらかじめ日時を決めて医師が定期的に診察にお伺いし、計画的に健康管理を行うのが訪問診療です。緊急時には24時間×365日の体制で対応しております。患者様がご自宅で安心して過ごせるよう総合的にサポートいたします。
当院では往診のみの対応はしておりません。
- どのような状態の患者が訪問診療の対象になるのでしょうか?
- 訪問診療の対象となるのは、寝たきりの方や歩行が困難な方、認知症の方など、外来通院が困難な方です。また、悪性腫瘍治療後の緩和ケアをご希望の方も対象となります。
- 訪問可能なエリアはどの範囲ですか?
- 吹田市全域と、豊中市、茨木市、摂津市、東淀川区、淀川区の一部を訪問エリアとしています。詳細はお問い合わせください。
- 診察はどのくらいのペースになりますか?日時は指定できますか?
- 基本は2週間に1回の診察です。病状により毎週又は月1回に変更する場合があります。お住まいのエリアにより訪問の曜日が決まっています。時間帯は平日9時半~16時です。訪問看護やデイサービスを利用されている場合は生活リズムを考慮し、ご相談の上日時を決めさせていただきます。緊急対応や天候・交通事情によって訪問予定時間が大幅に変更になる場合がございます。その場合は事前にご連絡させていただきますのでご了承下さい。
なお、水曜日、土曜日、日曜日、祝日は休診となりますので、定期訪問はしておりませんが、緊急時の往診はこの限りではありません。
- 一人暮らしor家族が日中不在なのですが、診察時は家族が同席しなければならないのでしょうか?
- 患者様お一人でも診察可能です。ただし、高度認知症等でご自身で症状を伝えられない方はできるだけご家族様の同席をお願いしております。
- 複数のクリニックに通っているのですが、訪問診療開始後も継続して通院することは可能ですか?
- 訪問診療は外来通院が難しい方が対象となりますので、他の医療機関への通院は原則として終了となります。他の医療機関で処方されているお薬は、当院にて診察の上、引き継いで処方することが可能な場合もございます。
ただし、眼科や耳鼻科等専門的な治療が必要な場合は通院継続が可能です。詳しくはご相談下さい。
- 薬は診察時に渡してもらえるのですか?
- 当院では薬はすべて院外処方となっておりますので、診察時に処方せんをお渡しします。お近くの薬局にてお薬をお受け取り下さい。お薬の配達(薬剤師による服薬指導や残薬管理)をご希望される方は対応可能な薬局をご紹介しますので、ご相談下さい。
- 夜中に具合が悪くなったらどこに連絡すればよいですか?
- 訪問診療のご契約後、当院の代表番号にて24時間受け付けております。
- 訪問診療の費用の目安を教えて下さい。
- 医療費が1割負担の場合、月2回訪問で介護保険と合わせて8,000~10,000円程度となります。その他病状により医師が必要と判断した場合には、酸素濃縮器や点滴ポンプなどのレンタル料金が別途発生します。
医療費とは別に、1回の訪問につき交通費として一律330円(税込)いただきます。
- 特定医療費(指定難病)受給者証や重度障がい者医療医療証などは利用可能ですか?
- 利用できます。初回面談時又は初診日に必ず提示してください。ただし、疾病によっては利用できない場合がありますので、詳しくはご相談下さい。
- 訪問診療を頼みたいのですが、まずはどんな手続が必要になるのでしょうか?
- ご入院中の方は入院先の病院の地域連携室へご相談下さい。在宅で療養中の方は、かかりつけ医にご相談いただくか、ケアマネジャーさんや訪問看護師さんにご相談下さい。ご本人やご家族様から直接当院あてにお問い合わせいただいても構いません。
訪問診療開始の際は必ず紹介状(診療情報提供書)が必要になりますので、現在のかかりつけの医療機関に当院あての紹介状のご依頼をお願い致します。
紹介状をいただく=訪問診療開始ではありません。患者様又はご家族様と面談をさせていただき、当院でお受けできるか検討の上、ご契約となります。
- 急遽在宅療養を決めたため、何から手を付けたらよいかわからず困っているのですが、そのような状況でも相談に乗っていただけますか?
- はい。在宅療養に関わることでしたら、些細なことでもご相談下さい。すべての環境を整えることはどなたも難しいことです。お一人で悩まず、お気軽にお話ください。
- 介護のプロの手を借りたいと思われる場合、介護保険の申請をおすすめします。申請がまだの方は、お住まいを管轄する地域包括支援センターへご相談ください。介護保険を利用する際にはケアマネジャーへケアプラン作成の依頼をします。ケアマネジャーは、主に日常生活における介護面での困りごとがあった場合、その方に合ったサービス提供を一緒に考えてくれます。
医療面では訪問診療以外に訪問看護の利用ができます。自宅に看護師が訪問し、傷の処置や喀痰吸引の実施、服薬管理や排便コントロール、食事や入浴の介助なども行います。
ご利用にあたっては訪問看護指示書が必要になりますので、必要な場合は当院から発行致します。
いずれも当院とは別の事業所ではありますが、密に連携を取り、チームで患者様を見守ります。
- ケアマネジャーや訪問看護などの紹介もしてもらえるのでしょうか?
- 訪問診療開始後にご相談いただければ対応致します。
- 自宅での看取りに対応していますか?
- はい。対応しています。ご本人とご家族が希望されれば自宅でお看取りできる環境を整えることは可能です。
- 将来的に施設や入院先の病院の紹介もしてもらえるのでしょうか?
- 介護施設や有料老人ホームのあっせんは原則として行っておりません。入院をご希望の場合は、受け入れ先の医療機関を一緒にお捜しいたします。